浅尾省五の楽園紀行

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2002年9月 ボツワナ、ジンバブエ
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チョベ河のほとりで大群をなして水場に急ぐアフリカゾウの家族

2002年9月20日から26日までボツワナ(Botsuwana)チョベ国立公園(Chobe National Park)の取材を行った。 このチョベ国立公園(Chobe National Park)はチョベ川の広大な河岸の周辺に沢山の動物たちが居ることで有名で、特にアフリカゾウの生息数は、およそ45000頭以上といわれ、もの凄い数のアフリカゾウを見ることができる。
朝6時から9時までと、午後3時半から6時半までのサファリは動物たちの食事時で、沢山の種類の動物が川沿いにやってきて水を飲んだり食事をする。日中はとても暑く、ほとんどの動物は木陰に入って休む。私は6日間の滞在中14回のサファリドライブ、ボートサファリを行い、ここだけで約6000枚の写真を撮影した。ボートサファリはロッジの前からボートに乗り、川辺に出てくる動物たちを見て回るサファリだ。水面は鏡のように静かで快適だ。




襲ってきたライオン
9月25日の早朝サファリで、私の車のドライバーのKillerさんは他の車と無線で交信しながら車をいつもより早めに走らせていた。
しばらく走った時、車は急に止まりKillerさんが『
ライオンがいる』と言った。辺りを見回していたら2頭のライオンのカップルが、私たちの車の方に歩いてきていた。私たちの車 は小型トラックの荷台に椅子を付けたようなオープンな車で何の囲いも無い。数枚の写真を写したころ、ドライバーのKillerさんが『この雄ライオンは非常に気が荒いので気を付けろ』と言った。直後、およそ30メートルくらい先にいた雄ライオンは牙をむき、吠えながら私に向かって突進してきた。”やられる!”と思った。
私に飛び掛る寸前で、ドライバーのKillerさんが車の警笛を鳴らし脅かしたため、およそ2mの距離で雄ライオンは牙をむいたまま急停止した。
私の心臓は、はちきれんばかりに高鳴りし、カメラを持つ手と両足はガタガタと震えて止まらなかった。
もう完全に飛び掛かかられて私が餌食になったと思う瞬間であった。
こんな怖い思いをしたのは初めてだ




遠くから私を見るキリン
2002年9月17日、ジンバブエ(Zimbabuwe)のビクトリアフォールズホテルを後に車で約1時間半走りボツワナ(Botsuwana)に入った。そのままカサネ(Kasane)空港に行き、5人乗りのセスナ機をチャーターして約1時間半飛行したところのオカバンゴデルタ(Okabango Delta)の北西部に位置するTubu Tree Lodgeに到着した。
見渡す限りに広がる
デルタに点在する無数の小島群が晴らしい光景だ。

この時期、乾期も終わりに近く、陸上部は限りなく乾燥しきっており、砂埃のすごさには閉口した。ここには水辺を中心とした動物たちかが沢山生息しており、胸を弾ませての訪問であったが、思ったより動物が少ない事と
動物が完全に野生で警戒して近づけないため撮影はなかなか思うようにいかなかった。

3日間そこで撮影したが最終日の午後、デルタをカヌーで見て回った。澄み切った水と水草が茂り、とてものどかな光景であったが、動物が少なく残念であった。