 
2001年11月13日から27日までこの一年で4回目のマダガスカルの取材をした。今回はベローシファカだけに絞りマダガスカルの最南端の陸の孤島の小さな保護区 ベレンティーで10日間を撮影に当てた。
とにかく暑い日々であった。毎日40度を超える暑さに動物たちも昼間は動けない。ベローシファカは7月頃出産し11月から12月に駆けて子供達が独り立ちを始める時期である。独り立ちをしようとする子供達のジャンプの練習が何とも可愛くて今回の撮影を行うことにした。
しかし林の中の暗い場所で見られるジャンプの撮影はなかなか思うような結果が出ない。おまけにブッシュの中で撮影ポイントを確保しようとした時に蜂の巣を直接左手で触ったため手を6カ所も蜂に刺されてしまった。左手はおよそ倍に腫れあがり激痛とかゆみで撮影どころではなかった。腫れ上がった左手で翌日も撮影を行った。古木の洞穴にフクロウが入っていくのをたまたま見つけてしまった。古木の下で待てど暮らせど出てこないので業を煮やして古木をゴシゴシと擦ったところ、またまたそこに蜂の巣があり今度は右手をこれでもかと刺されてしまった。激痛にカメラを放り出し毒を吸い出そうとしたが一気に右手も腫れていった。色々とハプニングだらけでなかなかいい結果が出せなかった今回のマダガスカル取材であった。 |